Advanceブレーキフルード
ADVANCE ブレーキフルード
長年培ってきたデータと経験、技術と知識を惜しみなく投入、『日本の高性能製品”TCL ADVANCE”』と呼ばれるまでになりました。
谷川油化興業が自信を持ってお勧めするブレーキフルードです。
高沸点・高品質
上記のグラフはTCL ADVANCE Competitionと他社製プレミアムブレーキフルード等との沸点比較の実験データです。同じ水分濃度において、TCL ADVANCE Competitionの沸点のほうが高いことが一目瞭然で分かります。つまり、ベーパーロックしにくいということがデータ的にも証明されました。これを開発した高い技術力のエンジニア集団、谷川油化興業の製品は、自衛隊の特殊車両向けにも製品を納品するほど高品質で、極寒のロシアでも大きなシェアを獲得しています。
『高沸点は、ペダルフィーリングにまでいたる』
というこだわり。
「基本は高ドライ沸点・高ウエット沸点を高めた装品。その上、テストドライバーに走行試験をお願いした結果、『カッチリ感がある』『ブレーキの抜けがなく、タレないという点でも評価できる』『安心してブレーキが踏める』と大絶賛!
他社製品のレーシングBFと、ドライ沸点を比較
水を吸っても「沸点の落ちにくいフルード」こそが本当の高性能
ブレーキフルードにとって大敵は「水」。一般的に、吸湿すると沸点が下がり、結果としてベーパーロックを引き起こすリスクが高くなります。間違いではないですが実は吸湿しない方が問題で、水を吸わないという事はすなわち、ブレーキのライン上にそのまま水分が残ってしまうという事であり、それらが100℃で沸騰してしまうリスクを背負うことになります。
よって吸湿性はむしろ高い方がよくそれでいて水を吸っても沸点の落ちにくいフルードこそが本当に高性能なフルードであり、TCL ADVANCEは見事それを体現した開発力の賜物。
熱ダレの原因 高温時の安定性の特徴
ブレーキパット(シュー)から伝わる熱がブレーキフルードを少量ながらも熱分解させます。その熱分解で、動粘度を変化させます。市販されているレーシング用のブレーキフルードを、2時間、185℃、275℃と加熱し続けたあとの物性の変化を比較しました。
TCL Advance Racingは熱安定に優れていることがわかります。
弊社製品との動粘度比較
弊社製品との沸点比較
高い性能 高沸点・高ウェット沸点
このグラフはAdvance 製品と他社製品のドライ沸点・ウェット沸点をプロットしました(なおレーシング用は規格がないので、ドライ沸点300℃以上、ウェット沸点200℃以上としました)。弊社のフルードのポテンシャルが一目瞭然です。
安定した物性 低膨張品
このグラフはAdvance製品(赤丸)と他社製品(青丸)のブレーキフルード沸点と熱膨張率を比較したものです。特にTCL Advance Racingではあえて膨張率が低い素材を選択し、ブレーキング時の安定感を重視しました。
DOT5.1は、通常のDOT3・DOT4と比べ、動粘度が低く設計されています。
それは、現在のブレーキシステムが電子制御化されたことによる、応答力への対応するためです。
ABSをはじめ、ESP(横滑り防止装置)やEDB(電子制御制動力配分装置)に対応するためです。
しかし、沸点・ウエット沸点はDOT3・DOT4と比べ高く設定されており、それでいてこれらより低粘度であることから、一般の使用に限らず、寒冷地方からスポーツ走行まで幅広くお使い頂けます。