Advance LLC

TCL ADVANCE クーラント

長年培ってきたデータと経験、技術と知識を惜しみなく投入、『日本の高性能製品”TCL ADVANCE”』と呼ばれるまでになりました。
谷川油化興業が自信を持ってお勧めするクーラントです。

これまでに無く”冷える”クーラント

重要なのは凍結温度では無く、どれだけ早く冷やせるか

開発にあたり、冷却性能を高めた2つのポイントは

  1. クーラントの界面活性を高め、部品の内面近くのクーラントまで、よく流動させる。
  2. 比熱(熱容量)が高い「水」をより多く使用する。EG・PGでは熱容量が下がるので、無駄なく凍結温度ギリギリのグリコール量、すなわち水の量を多くする。

出発点にあった液体は、一定時間進みますと、パイプの壁に近いところは流速が遅れ、中心部分が少し先に押し出した状態になります。しかしTCL ADVANCE Coolantを流す、中央の図のようになります。パイプに近いところも流速が速くなります。これら上図、中央図を合わせると、下図のように差が判ると思います。ご覧のとおり、ADVANCEは、パイプの壁に近いところは流速が速いことが判ります。(配管抵抗の低減化…全体がスムースに流れ、流れを速める事と同等)よって、熱交換が円滑に機能します。これが「内壁近くのクーラントまで、よく流動させている。」という事で「TCL ADVANCE シリーズ」はこの技術を加えております。

TCL ADVANCEは、一般的なクーラントよりも流動性が良いように設計、実験でも証明。谷川油化興業の高い技術力が世界シェアを生み出しました。

動画のように測定して、TCL Advance Coolantは「冷える!」と言う事を、お客様に伝えるため、ある数値を表示する事としました。

それは、『TCL Coolant Ratio』

写真のように、エンジンブロックと同様のアルミ合金を150.0℃に加熱し、25.0℃のクーラントに浸します。クーラントが合金の熱を吸い取る分、液温は上昇します。その合金の熱変化の、最初の10秒間でさがる温度変化量を表示しました。

ちなみに、他社品のレーシングクーラントを比較した結果は以下のようになりました。

同様にマイナス30℃表記のクーラントの冷却性能を調べた結果、弊社TCL Advance Premium Streetが最も冷える事が確認できました。

消泡力の重要性

クーラントは、ウォーターポンプでエンジン内のシリンダーヘッドの熱を運び、ラジエータを通る事で冷却してウォーターポンプに戻り循環します。
その際、系内の構造上、気泡が発生しやすい場所が存在します。

気泡が発生すると、その部分は熱伝導や送液の妨げになりますので、いち早く泡を消す、いわゆる「消泡性」が必要です。

ハード走行するレースでも、当然、消泡性は必要で、通常、JIS規格品では、消泡性能の指標は「泡立ち性」で4以下を求められますが、TCL Advance Coolantでは、「泡立ち性」2以下の製品を出荷しています。

正確な分析力

谷川油化興業のエンジニア達の高い技術力を育てるのは、日々の研究から繰り返し行われる分析力によるもの。自社商品だけでなく、クライアントから依頼されればオーダーにのっとった分析をご提案いたします。

ブランド力

あの防衛庁、官公庁も「TCL ADVANCE」の高品質を認めた!御用達商品!

匠の集大成が形になった「TCL ADVANCE」商品はこれまで紹介した「開発力」と「分析力」を存分に発揮した唯一無二のブランド商品です。